アルバイトバイブル@ucarp

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4月1日 今日のバイト日記(大阪王将)

 4月1日。巷はエイプリルフールで賑わっている。

大阪王将もそれにあやかってか、嘘のような忙しさだった。近くで大きなイベントが行われていたからだろう。だが、それにしても今日の忙しさは酷かった。私は今月で2年半程この店で働いていることになるのだが、その年月の中でもブッちぎりダントツ一番の売上を記録していた。

そのためかシフト自体は9時から15時までとそんなに長丁場ではないにもかかわらず、これまでにない疲労感に襲われた。

足が痺れる。手が震える。いらっしゃいませがゲシュタルト崩壊し、自分が何を喋っているのか分からなくなってくる。そして終わりの見えない長蛇のウェイティングに鉄壁の接客スマイルを貫いて涙がこぼれ落ちる(冗談でも比喩でもなく、本当に物理的に泣いた)。

しかも今日は日曜日。イベント開催も相まって飲酒客が大量発生していた。こちらが泣きながら奔走していようと彼らはお構い無しに絡んでくる。「忙しそっスねw」「餃子はやく持ってきて〜」「生中特盛の泡少なめで!wガハハ」エトセトラエトセトラ。もはや愛想笑いを浮かべる気にもならず、ビール瓶を握る右手に自然と力がこもる。つまり、削られるのは体力だけではないということだ。

そんな状態が続いて勤務時間が残り1時間ほどになった頃だろうか、ふと私の身体がものすごく楽になった。血と気の巡りがスムーズになり、痺れや疲れが霧散し、足腰がしっかりした感覚であった。マラソンを長時間続けているとふと身体の疲れが消えることがあるという。いわゆるランナーズハイという現象だ。私はまさしくランナーズハイならぬワーカーズハイに突入していた。なんだかいつまででも働いていられる気が本当にした。

程なくして勤務は終了したのだが、思い返せば自分が相当危険な境地に至りかけていた気がしてならない。私は戻ってくることができたが、あの状態から戻ってこれなかった人が、俗に言う「社畜」の一片を担っているのではないかと思ったのであった。